ダンガンロンパをクリアしました

ダンガンロンパ(1)のネタバレを含みます。

















同居人と2人で、というかほぼ横で見てた人。
メインプレイヤーは同居人ちゃんです。
殆どガヤしてた。諸事情で最終戦だけ触った。(後述)

2人揃ってこの令和でミリしらネタバレ知らずでのプレイでした。

発売当初から、
「軟禁された学生たちが殺人ゲームに巻き込まれ学級裁判で吊られた殺人事件のクロはオシオキされる」
というゲームの概要自体は知っていて、その設定時点で登場キャラは殆ど死ぬんだろうなぁという予想自体はしていた。
あとはTLやらシブやらで見かける人気キャラだけ。
それ以外は全く知らない。

EDまで見たからこそ言えるけど、マーーーージでネタバレ一切知らずにできて良かった〜!!と心から思います。
厳重なネタバレ緘口令のおかげです。全ての過去プレイヤーたちに感謝。

全体通して面白かったですね。
特に謎解きさせるための「少数の学生のみ・物資も管理された閉鎖空間かつ外界の様子もわからない状況」と、「逃げずに殺し合いと推理を行わないといけないプレッシャー」が設定や雰囲気とマッチしてて、「ご都合すぎ?」とあんまり冷えずにできました。

チャプター3はちょっと全体的に(特に同時発見)ちょっと運要素強いのでは?とは思ったけど、ギャンブラー気質を考えるとまあまあ……。

個人的に好きな事件は2と5〜6
2の事件を複雑化させた仕組みが「明確な意思を持って行われた妨害工作」であるけども、倫理観と道徳心が終わってるだけで悪意自体はないのが絶妙。
あとそもそもの殺人が起きた理由も起こした側の心理も殺された子の秘密もその後の影響もすごい後に響いてて良い。
5〜6の流れは「この死体はなんだ」ってところから「誰が殺したのか」を探す裁判自体をギミックにしてて終盤として最高でしたね。
死体安置所で確信に変わったときのゾワゾワ感すごかった。
関係ない所だけど、あの距離で爆発飛び避けてんのか無傷の翔ちゃんおかしすぎて最高に好き。

各キャラ所感
キャラ名→やりながら呼んでたあだ名

苗木誠→苗木
プロローグで入学前に学校の掲示板チェックしたシーン、同居人ちゃんと2人で「嫌すぎ〜!!」と声が出た。
入学前にスレで情報チェックしてる主人公、嫌だろ。流石に。ちょっと第一印象がド隠すぎたな……。
あとこれは苗木に限らずですが、あまりにもみんな発言に切れ味がありすぎるだろこのゲーム。
記憶喪失で初対面のはずなのにみんな個人への感情関係なく発言のオブラートがなさすぎ。当たりが強い。好き。ていうかこのゲーム自体全体的に口悪い。スパチュンくんさあ……。
苗木については結果伏線だったとしても「顔違くない?」はモデルに対しても女性に対してもライン超えてて笑った。
プロローグの印象がちょっと悪かったのと、ウジウジなよなよボーイしてたからこいつ主人公で大丈夫か?と不安でしたが、舞園さんの件を越えてから回を重ねるごとにどんどん頼もしさと光属性さが冴え渡っていて良かったです。
希望を背負える男サイコ〜〜〜!!!!

舞園さやか→舞園さん
この中だと1番顔が好きだ……声も可愛い……「エスパーですから」も可愛すぎる……記憶力も良すぎるし観察眼と推察力が高いの頼もしい……守りたいこの笑顔2人で脱出しようねって私も!!思ってたんですけどね!!な!苗木!!な!!!!泣くなよ!!!!!!
想像を上回るものすごい勇気ととんでもない冷静さと怖さと強さがありましたね。そりゃ超高校級のアイドル張れるわい!
初回にしてダメージがデカかった。面の良い女が消えた……。
彼女があれ以上の真相を知らないままでいられたことが幸福かもしれないし全然そうじゃないかもしれない。
あの状況下で、したこともない恐ろしい行動を誰より先に勇気を持って実行した、ある種希望に突き進む力を持つ彼女がいたからこそ、苗木も最後まで戦えたんだろうと思ってます。
間違いなくこの作品のヒロインは舞園さんでしょう。ガッシュ!でいうとコルル。

桑田怜恩→レオン
野球の才があるのに全然興味なくてバントやりてえ〜!なところ、適当だしふざけてるのに悪びれないところに愛嬌があるお調子者ってバランスで割と好きでした。
櫻井さんのこういうちょけてるタイプの軽薄な声演技力も相まってほんと〜にしっくりくる。
めっちゃ顔好きだったな……掘り下げる前にオシオキされちゃった……。
オシオキシーン、割と想像しやすい物による殴打と想像しちゃう演出でキツかったですね。だからこそチャプター1のクロなんでしょうが。
冗談ではなくクロは殺されるし、その方法はあまりにも命も尊厳も軽んじる手段で娯楽のように消費される、というのがあまりにもわかりやすくてゾクゾクしましたね。
野球嫌いなのにね〜最悪で最高だな。
嫌いなはずの野球の才を隠蔽工作に利用してるのもなんか良いですね。
仕掛けたのが舞園さんだったとしても、やはり引き返さずやり倒してしまったのは間違いなく彼の意思なので、やはり彼も外へ思うところが……というか、やりかえす!という単なる短気なんだろうなと思ってたり。

霧切響子→霧切さん・霧切
相棒お前やったんか〜い!!ってチャプター1で叫んだ。絶対君探偵だね……?やっぱりそうだよね?ってずっと思ってたのでかなり後半でわかってホッとしました。
シンプル顔が可愛いクーデレさんだったので苗木君と並んでわちゃわちゃしてるときニヤニヤでした。途中から当然のようにセット扱いされてるのも嬉しさ+閉鎖空間でのコミュ形成としてリアルで良かったですね。
印象よりずっと仲間思いで優しい人なのもあってチャプター4でのすれ違いは歯痒さと死ぬんじゃないかの不安でいっぱいでした。
あと、終盤のカップ麺頭に被ってるグラやオシオキ専用ムービーも含めて公式に推されてるなあを強く思ったり。専用ムービーはほんまにありがとうな。青ざめてくの本当に可愛い。恐怖を表に出さないけど血の気引くのは生理現象だから抑えられないよね……手足小さく震えてそう……可愛いね……。
あのムービーのあと見れるEDについては悪夢すぎて怖かった。ゲーム中1番のホラーシーンです。
画面に見えてる要素もあの世界の未来も全部怖い。
家というかお父さんの話もなんか……複雑だよなぁ報われないというか本人が強くあろうとしてるのも健気。良い子なんだよな……知ってた……。
全体通して常に正気かつ話が伝わる相手なのでずーっと頼もしくて精神的拠り所でした。いてくれてありがとう。

十神白夜→とがみん・びゃくやん・十神
ず〜〜〜〜っと「道徳と帝王学学び直せ〜??」と「おン前俺のこと好きじゃん!」って言いまくってた。だって俺(主人公)のことが好きすぎるだろ、コイツ。
何様俺様なのを隠さないのも馴れ合わないのも、俺はなんでも知ってるぜって態度も、何もかも「噛ませ犬」として完璧。
公式…というかモノクマもそのように終始おちょくり弄り倒すので途中ちょっと可哀想になった。可愛いね。
一方で株だの会社だの間違いなく抜きん出た才と知恵があるのは確かなので、本当にあとは倫理観と帝王学、勉強しなおそうな。人心掌握の術においては舞園さんのがずっと先に居るぞ。
あと途中からずっと腐川ちゃんとニコイチなの流石にニチャる。
あそこを出たあと、霧切さんは苗木と一緒にいるだろうけど、とがみんもなんだかんだ言って着いてきてくれそうという俺様ツンデレさへの信頼があります。その場合漏れなく腐川っちもいるんだろうな……大所帯だ……。

山田一二三→ひふみん・山田ァ!
高校の学祭で一次創作健全個人誌一万部はヤバすぎだろ。ちょっと読みたい。
んで絶対にひふみんと呼ばれる星の元にあるでしょ。あと山田じゃなくて語尾伸びちゃう。山田ァ!
彼も相当な発言キレキレ男だったのと、ちょいちょい有能な面を発揮していたのであれ……と思ったらやっぱり死んでしまいましたね。山田ァ……。
この作品、良い人な面か有能な面を見せると危ないということを嗅ぎ取っています。
とがみんやセレスちゃんに負けず劣らず個人主義というかかなりマイペースを貫いていてたなという印象。自分の価値観しっかり持ってるオタクは良いオタク。
それにしても、恋は人を狂わせるというか、なんつーか、思い込み激しい協調性のないオタクはダメ。ブーメラン!!
セレスちゃんとエゴをぶつけあった結果とも言えるので、ひふみんの死は悲しいと言うよりなんとも言えないやるせなさとほんのり呆れがあって複雑でした。

大和田紋土→紋ちゃん
浅慮だし猪ムーブだけど、根は良いヤツ。マジで良いヤツ。竹を割ったように快活で頼り甲斐ある漢だぜ〜!
と思ってたんだけど、思ったより鬱屈としたものを相当抱えてて悲しくなりました。
兄あってこその、がある分本来の「超高校級の」に相応しいのは誰だったんだろうね。と頭をよぎってしまう。
間違いなく実力も器もあるのに自分を信じきれなくなったの、痛いなあ。
相当ドロドロした男でしたが、ドロドロに相応しいオシオキではないでしょうか。
個人的グロさNo.1のオシオキでした。胸糞がすぎる。血の一滴も出ないし痛い描写はないんだけど、バターになるまでの過程の不透明さとその感覚の想像したくなさとおふざけ感マックスなテーマできてるの尊厳破壊がすぎるぜ。
めっっっちゃ癖(ヘキ)です。ありがとうございました。

腐川冬子→腐川ちゃん・腐川・腐川っち翔ちゃん・ジェノサイダー
ずっと言及があった殺人鬼が最後まで生き残るなんて誰が想像できるんだよ。
しれっと最後の最後まで横にいてくれて流石に笑った。この人も過去の事件とはいえ立派な犯罪者だよぉ!?!??
文学少女」という肩書きですが、「小説家」にしたほうが適切な気もします。でも肩書としての響きで採用なんだろうな。
好きなものがかなりわかりやすかったのでプレゼント予想しやすいの助かりましたね。
冬子人格と翔ちゃん人格で好みが真逆なのオタクとしてしんどすぎるなと同情したりしてました。
腐川ちゃんは被害者意識が強く疑心暗鬼な面が強く露出してるので裁判パートで噛み付くところと静かなところがハッキリしてて印象的でした。刺す時の切れ味鋭いんじゃ……言が強いわよ。
個人的な好みでは翔ちゃんがほんと〜に好き。可愛すぎる。悪ならメーターぶっちぎってる方が良いので。こだわり強いのも最高。ヴィランは美学あってこそよな!
裁判時、翔ちゃんは逆にずーっとうるさく無駄なことばかり言うのでだんだん誰も取り合わなくなるのリアルで良かったです。メンバーのスルースキルが磨かれてる……。
この2面性をどちらも魅力的に演じ分けた沢城みゆき、ヤバすぎ。

セレスティア・ルーゼンベルク→セレス様・セレスちゃん
「可愛い〜!めっちゃコスプレ見たことある〜!」のその1。
キャラデザも設定もキャラも強すぎ。完成されている。
毒舌キャラという割にかなりまともかつ冷静に対話と裁判ができる枠でした。
ぶっ飛んだ2面性のキャラも好き。お口なんてなんぼ悪くても良いですからね〜。
ヤった理由があまりにも俗物・自己実現・身勝手で良い。こんぐらい飛んでないとギャンブルに身を費やせないよな。
オシオキ、中世・ゴシック好きのセレスちゃんにピッタリの処刑方法……に見せかけて現代の利器かつ荒いイメージがどうしても付きまとうトラック(❌トラック記憶違い!消防車だったね。消火て。より最悪。ヤバすぎ。)で全部粉砕なの最悪の上塗りでもう本当に凄いなこのゲーム!
ひふみんとのキレキレのやり取り、かなり好きでした。ずっと掛け合いしてて欲しかったな。

朝比奈葵→あさひなん・葵ちゃん・朝比奈
愛すべきおバカ。しんどい状況であっても底抜けの明るさで場を和ませてくれるし、ずっと溌剌としてて落ち込んでもすぐ前向きに戻るし可愛い。
あと裁判時には流されやすいわ思い込みすごいわで全く役に立たないの、マスコットでかわちい。
というか、君もなかなかのノンデリだよな。
飴がどんなに好みで美味くても、誰にも共有せず在庫全部黙って部屋に持ち込むのは集団生活適正ゼロです。あと素の発言漏れなくキレキレで笑う。ほんとにさくらちゃん以外発言にデリカシーなさすぎないか?超高校級の才能の代償なんだろうか。
そして思い切りが良すぎる。
さくらちゃんに対するみんなの態度が悪い←わかる
さくらちゃんを傷つけたみんなにも責任がある←わかる
さくらちゃんの気持ちをわかってあげられなかった私も悪い←そんなことないよ
だからみんな死ぬしかない!←!??????!?
極端なんだよな〜。良い子だよ本当に。心の綺麗な女だと思う。短慮でも、幼さでもある。
その心の綺麗さを利用したモノクマ流石にドン引きです。友情を使うな。
朝比奈の怒りも失望もあまりに正当だし、チャプター4の結末はずっと許せないんだけど、前向きでへこたれない朝比奈だから壊れず最後まであそこにいたんだなと思います。

石丸清多夏→丸
丸、猪。
丸、良いやつ。
丸、真面目で真っ直ぐ。
丸、融通もデリカシーも無い。
好きです、丸のこと。こういうバカ正直なキャラはわかりやすくて安心するし癒される。
忘れろビーム!が彼発のものだと知れて良かった。インターネットで先に知っていた単語の元ネタを知る瞬間嬉しくなる。
そして、朝比奈は壊れなかったけど、丸は……。
いや、丸は悪くない。でも弱かった。あまりにも常識的すぎた。性善説がすぎた。想像力が足りない。自分の正義以外を知らなすぎた。
チャプター2の裁判中からもう見てられないくらい傷ついて、チャプター3には燃え尽きてた丸。
そして別人みたいになった、石田を名乗る、まるで誰かみたいになった彼は誰だったんだろうな。
スパチュン、心が完全に壊れたシーンをいかにもギャグみたいに演出するの、悪趣味がすぎない?
すごいものを見せられたな。
んで、呼び出されて殺される時にはいつもの丸だったの、なんでなんだろうな。

大神さくら→さくらちゃん
さくらちゃんというすごい女の子が出てくるのは知っていた。
CV知らなかったからカッコ良すぎて痺れた。
頼り甲斐ある、精神的に落ち着いた、女の子らしい恥じらいもある、人間的に成熟している素敵な人。魂が高潔すぎる。
この子が内通者にならざるを得なかったの、モノクマってマージで最悪最低だと思いませんか??
強すぎた、と作中で言われてましたが実際年不相応の人間性だと思います。人生何周目?
人間性に対してキャラからの作中の扱いが酷すぎるので、朝比奈がキレるのも無理はないなと心から思います。
このゲームの良心……というには人から一歩先の次元にすらいる精神性なのでまた別ジャンルかな。
モノクマとのバトルシーンの1枚絵、カッコよかったなあ。

葉隠康比呂→ヤス・葉隠
お前キャラ濃いんよ。逆裁の矢張ポジ。
最年長……なんだけど、騙されやすいしド天然かましまくし、借金はあるし、頼り甲斐のなさはさくらちゃんの対局をいっている。
占い全部当たるなら超能力とか、オカルトは信じない、という割にオカルトなほどクリティカルな的中のさせ方するの、本当に怖かった。
俺達2人の子供の母親は同じだぜ!の話聞いてたので、お陰で例のバッドエンドの怖さ何倍も増しました。お前、お前ほんと……凄いよ。
ヤス、チャプター1で億カモられた水晶玉をトリックに使われて冤罪をかけられ、チャプター3で濡衣(というかロボ)を着せられ、チャプター4で死因にならずとも危害を加えて、と疑惑かけられっぱなしで一切疑わなくなりました。
嘘。犯人は……と思わず一瞬疑っちゃうのも無理はないでしょう。
名前的にも。スパチュン、わざとですよね?
普段はポンコツなのに、裁判中はずっとまともで大体正論を投げてくれるので後半のポンコツ組の中で霧切に次いで安心枠でした。
なんかずっと好きだったな、ヤス。愛おしいアホさ。
このゲームの生き残りの法則、裁判中あまりに理解がなく無能か、犯罪犯せるほど知恵が回らないかアホか、な気がします。
相棒ポジとして不可欠の霧切と噛ませ犬で奮っていたとがみんは別として。

不二咲千尋→ちーちゃん
CVが宮田さんなので早々に察した。宮田さんの女声演技可愛すぎる〜。
ちょっと気が弱すぎるけどすごく良い子だった。
死んでからの出番……と言っていいのか、そっちの方が見せ場が多いし、性別の件もあるし、特殊な立ち回りになるポジションでしたね。
殺された理由も理不尽だけど、死んだ後の顛末もかがみんに死体弄ばれて吊られたり、さくらちゃんに見られたり(これはさくらちゃんも可哀想)、ひふみんにハスハスされたり、モノクマに見せしめに壊されて2回も殺されてるみたいなもんになるの、ちょっと散々すぎるのでは。
強くて優しい才能も実力も溢れる子だったので、将来どうなってたんだろうと思い馳せてしまいますね。
そういえばチャプター5のオシオキでは苗木の時はアルターエゴがギリギリ助けてくれますが、霧切さんの時には間に合ってない……というか発動してない?の、やっぱこれも「超高校級の幸運」の為せる技ってことなんですかね?

モノクマ
CVがのぶ代なのがもう卑怯。当時の時点で笑ったし、興味持ったのもこれがキッカケだったはず。
戦略大成功すぎる。こんなん絶対笑うもん。
そして下ネタが出ること自体も驚きなのに想像上回る下品さでぶっ込んでくるので毎度ビビる。
ずーっと言動もタイミングも最悪というか悪意がダダ漏れなのでヘイトを欲しいままにしているの、ちょっと凄い。あまりにも悪がすぎる。
モノクマ劇場は多分2周目以降の方が理解できるんでしょうね。

戦刃むくろ
存在がネタバレ。本当に知らない人だった。出てきてビックリした。
彼女推しの人、大変だろうなと思う。情報自体が出ずらいよなこんなん。話題にしづらすぎる。
作中だと成りすましてたガワでの接触と資料の画像以外で面識がないから掘り下げようがない。
傷ひとつないの情報、ずっと感心してる。強かったんだろうなあ。

江ノ島盾子→盾子ちゃん・じゅんちゃん
「可愛い〜!めっちゃコスプレ見たことある〜!」のその2。
モノクマと一緒にいるコスプレやFAもよく見かけてたので、プロローグであっさり殺されてクソビックリしたし「それでみんな添えてるの!?悪趣味すぎない!!??」という話をしていた。
してたんですよ。あっさり死んだと思ってたから。人気キャラなのに、そんなわけねぇよな。
とんッッッッッッでもねえバケモンでした。
おい、早く言ってくれこんな奴がいるって!
最低最悪の人の形をしているだけの人智の外!
最高の女がすぎるだろうが!!!!!!
悪役なら純粋悪たれ〜を信条に掲げてるのであまりにも理不尽な悪役で本当に良かったです。
理解の外。人類史の汚点。輝かんばかりの邪悪さ。人ロールしてるつもりの悪魔。
最終的に明かされた世界の現状や事の顛末の説明が全く説明になってないの、話のオチとしてもプレイヤーの納得感としてもあまりにも不親切かつ不十分なのでガッカリしたんだけど、それも多分プレイヤーにも向けた「絶望」なのかもしれないなとこれ書きながら思いました。
コロコロキャラが変わるの飽き性の表現として好き〜ゲームという媒体を活かしている。
モノクマ風に喋る時、マジで演技も寄せてて怖かったです。
個人的には陰鬱モードと眼鏡のお姉さんモードがツボ。特に陰鬱モードでボソボソ姉を殺した時の話してるの地獄すぎて最高だった。終わってる〜!!
自分で自分にオシオキ〜!も驚きと共に心底納得できて良かった。
で、盾子ちゃんが例のボタン押した瞬間に、
うちのSwitchがエラーを吐いてゲームが落ちました。
リアルで「え?」って声出た。2人で固まった。
あまりのタイミングに、素でそういう演出だと思って(某ゲームとか某ゲームみたいな)2人で混乱しながら起動したら、なんと最終裁判の冒頭からのセーブデータしかないんですね!!!!
この日、最後だ〜!って金曜の夜から土曜の朝までぶっ通しでプレイしてたので、あとはもうED目前ってところのやり直しで2人とも萎え萎えになってしまいました。
ということで、冒頭で言ってたやり直しの再戦だけ私がやって、怯えながら直前のシーンまで戻れました。
流石にちょっと折れかけたな。タイミングすごすぎて。
最後のオシオキ、全部盛りなのちょーーーーー良かった。しかも最後の最後まで死なないの。楽しんでやがるの。
霧切の時に出なかった派手なピンクが最後飛び散ってて嬉しかったです。でもちょっと寂しい。



ざっとこんな感じの印象でした。
言及した方以外も声優さんの演技力ヤバすぎる。
あと1枚絵出る時素直に嬉しいでいっぱいになる。

苗木もみんなも記憶がないけど徐々に仲良くなっていったように、プレイヤー自身もキャラみんなに愛着が湧いて誰が死んでも寂しくなったり悔しくなれたの、良いゲームだなと思います。

最後にこれだけ。
シナリオとキャラとBGMは良いけどゲーム性だけは本当にダメ。
操作パートのカーソル判定、裁判パートの長押しXボタンの押し間違い数エグすぎた。発射とコピーを同じボタンにするな。私は怒ったぞ!


本当にネタバレ浴びずにできて良かった〜!!
実は2もクリア済なので、それはまた別の記事で。

総合的にゲームとして最高の体験でした。
驚いたり怒ったりできて楽しかった。感情が色んなところに向けるのは良いゲーム。
ありがとうダンガンロンパ