紅茶の話

家にいる間に飲む飲み物、実家にいる間はよく水とか麦茶とか飲んでたけど今はほぼ紅茶か緑茶を飲んでる。

紅茶、めっちゃ好きだ〜!
実家にいた時父親のいる日曜はもりもとのパンと紅茶で朝ご飯が多かったからそのタイミングでは飲んでたけど、その頃よりずっと好き。
元々コーヒー派だったんだけど、胃腸と相性悪いのわかってきてからなるべく控えてる。

上記で示した通り父親含め、父方の実家は紅茶派だ。
遊びに行くとよくフォートナム&メイソンやトワイニングなど良い紅茶を出してくれてた。
もちろんリーフだし、ダージリンかセイロンが好きな人だったからフレーバードが出ることはほぼ無かった、
茶器も凝る人だったから、マイセンだのロイヤルコペンハーゲンだのたっけぇカップにわざわざ入れてくれていた。

ただ、今でこそもったいないと思う話だが、小学生の舌には甘くない紅茶はあまりにも渋かったし、茶器にも関心がなかった。
どうしてもその渋さが印象に残ってしまって、紅茶って美味しくないな〜という苦手意識がずっとあった。
コーヒーは中学に上がる前に美味さに目覚めて飲めるようになったけど、紅茶は中学進学後もまだ飲めなかった。
一度だけマスカットの香りのそれはそれは美味しい紅茶が出たことがあって、当時でもそれは飲めた。
が、「あれは高いから……。」の一点張りでブランドも教えてもらえず、2度と口にすることがなかった。
あれは本当にどこの何の紅茶だったんだろうか……。

初めて紅茶が美味しいと思ったのは、マックでアップルティーを飲んだ時。
リンゴに凝っていた時期があり(今もだが)、当時冬で寒かったことも重なって、勢いで頼んだような記憶がある。
ちなみにマックのアップルティーはリプトンのティーバッグだ。

あんなに良い紅茶を飲んでいたのにリプトンて!
でも、リプトンはマジで紅茶入門に良い。今でも思う。リプトンありがとう。
あとフルーツフレーバードは偉大。
渋みが薄くて、砂糖も足したから甘さ・渋さとリンゴの香りがマッチして、口内がしわしわしても違和感を感じなかったのを未だに覚えている。

紅茶の美味さと感じ方を覚えてからはこっちのもん。
環境の利もあり、色々飲ませてもらった。
でも先に飲めるようになった上、母親は完全コーヒー派だったから飲む機会はコーヒーが断然上だった。

完全紅茶派になるのはコーヒーを飲むと体調が悪いという気づきを得てからだ。
上京してからというもの、お腹の不調や体調不良が増えたが、環境の変化か?と深く考えなかった。

転機は父親からコーヒー完全断ちの報が入ったことだった。
体質、らしい。完全に内臓が父親から遺伝してる自覚があるので「なるほど」と腑に落ちた。
恐らく一端は担ってるな、と感じて量を控えた今、上京したての頃よりずっと調子が良い。
食の好みに限らず、体質や向き不向きが歳を取るほど如実になっていくなあと年々感じている。

ちなみに同居人ちゃんは長らく紅茶派だったのに最近推しの影響で専らコーヒー派だ。
リーフの紅茶の福袋を買ったが、消費が滞っている。
リーフの1人分入れるのムズイんだよな、紅茶。
最近1人用を入れられるカップを買ったほうがいい気もしている。

ま〜推しの前では好みも体質も関係ないよな!
私も紅茶飲めるようになったのリンゴ(推し関係)のおかげなので。わかる。

オタク、人生に影響出がち。